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Helper CTO シリーズ 08|専任の技術責任者を雇うか、外部技術責任者に頼むか:この計算をどう行うか
「ひとり雇うといくらか、外部に頼むといくらか、どちらが安いか」は問い自体が間違っています。両者で得られるものが違うからです。本記事では給与の数字ではなく、2 つの選択肢のコスト構造——得られるもの、背負うもの、諦めるもの——を並べ、3 つの問いで御社がどちらのタイプの会社かを判断する助けとします。
「2社から保守プランの見積もりをもらいましたが、一方が安いことはわかっても、何が違うのか判断できません。」安いほうのプランの本当の価格差は、たいていサーバーが落ちた日になって初めて表面化します。相手から返ってくるのは「それは別途お見積もりです」という一言で、見積もりを待っている間にも注文は逃げていきます。あなたは価格を比較する力がないのではなく、「含む」と「含まない」の線がどこに引かれているか、誰も教えてくれなかっただけです。以下の4つのことを押さえれば、どんな保守プランを渡されても内容を読み解けるようになります。
保守プランには統一規格がありません。「月次保守」と書かれた見積もりの裏側には、まったく違う3種類のものが隠れている可能性があります。
3つとも「保守」と呼べますが、当然価格は異なります。比較する前に、相手がこの3種類のどれに当たるのかを見極めてから、高いか安いかを話し合いましょう。保守費用の3つの算出方法という記事では料金体系を解説していますが、この記事ではさらに一段掘り下げて、同じ月額費用の中身を見ていきます。
私たちのプランを例として並べてみます。お手元のプランは同じ形式とは限りませんが、どの行にも対応する答えが見つかるはずです。
| 項目 | 月額費用に含むか | 費用の算出方法 |
|---|---|---|
| サーバーの監視・問題発生時の初動対応 | 含む | 基本保守 NT$6,000/月から、月次請求 |
| バグ修正 | 含む | 上記と同じ、追加料金なし |
| ちょっとした変更 | 含む | 毎月確保するエンジニアリング枠で対応 |
| 定期セキュリティアップデート | 含む | 上記と同じ、四半期に1回以上 |
| 新機能・新モジュール・リニューアル | 含まない | 開発費として NT$30,000~200,000/月 |
| 初回のリリース準備・サーバーレンタル | 含まない | 状況・仕様に応じて別途見積もり |
プランに誠意があるかどうかは、最初の4行がすべて「含む」側にあるかで判断できます。セキュリティアップデートやバグ修正が「別途見積もり」に回されているなら、月額費用で買っているのは実質、連絡窓口だけです。見積もりがこれほど違う理由については、見積もり金額が大きく違う理由という記事で詳しく解説しています。
プランの中でいちばんよく聞かれる言葉です。簡単に言うと、毎月あなたのために一定のエンジニアリング時間を確保しておき、その時間は「ちょっとした変更」のようなことに使えるというものです。まず五つのルールを押さえておきましょう。
3つ目のルールに迷う方が多いのですが、繰り越さないからこそ、私たちは毎月「今月調整したい箇所はありますか」と自分からお聞きしています。
技術を理解している必要はありません。5つの質問で、保守プランの正体が見えてきます。
5つのうち2つ以上がはっきり答えられないなら、そのプランがどれほど安くても、自分が何を買っているのかわからないままです。契約条項そのものに何を書くべきか、特に対応時間・解約条項・ドキュメントの帰属については、保守契約に書くべきことという記事と照らし合わせて1項目ずつ確認してください。
プランの本当の価値は、どれだけ含まれているかではなく、自分が何を買っているかを常に把握できることにあります。
「含む」と「含まない」を見分けられるようになったら、あとは線をはっきり引いてくれるチームを見つけるだけです。Nerdtechnicは Helper CTO として、あなたの会社の技術責任者のような立場でシステムを保守しますが、社員として在籍するわけではありません。最初のステップは60分間のシステム健康診断です。コードさえ見せていただければ十分で、本番環境のアカウントやパスワードは不要です。3~5 営業日で、読んですぐわかる1ページのレポートをお渡しします。今お手元に内容のわからない保守プランがあるなら、それを持ってきてください。1項目ずつ一緒に照らし合わせます。Helper CTO:システム保守プラン。
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